ガソリンスタンドで給油する際、看板にハイオク、レギュラーのほかに軽油と書かれています。
その3種類の中でも一番安いのが軽油ですね。
軽油はどうしてほかの燃料よりもリーズナブルなのかご存知ですか。
そもそもガソリンと軽油ではかかる税金が異なるためなのです。
たとえば、ガソリンには揮発油税と地方揮発油税と呼ばれる2つの税金がガソリン税としてかかります。
一方で、軽油は軽油取引税のみがかかるため、どうしても税金の影響で軽油のほうが安くなってしまいます。
軽油のほうが安いからといって、決してレギュラーガソリン仕様車に軽油を入れてはいけません。
軽油がガソリンと混ざってしまうとエンジンの出力が下がって加速が鈍くなってしまいますし、アイドリングの調子が悪くなってしまいます。
さらには、ガソリンがなくなった状態で軽油を入れてしまうとさらに問題が出て、黒い排気ガスが車から出てきてエンジンが停止することになり、故障の原因となります。
レギュラーガソリン車やハイオク車は必ずレギュラーガソリン、ハイオクガソリンを給油するようにしましょう。